【新唐人2013年7月5日付ニュース】43万人が参加した香港7.1デモで市民らは、“一国二制度”の徹底や“普通選挙”の導入を訴え、梁振英行政長官の辞任を求めました。7月2日、香港立法会の複数の議員も梁長官の執政は失敗だと非難し、即刻辞任するよう求めました。
黄毓民(こう いくみん)議員は、43万人もの市民がデモに参加したのは梁振英政権への不信任の表れであり、辞任を求める声は去年よりも高く、今年は不満がさらに噴出していると述べています。
香港立法会 黄毓民議員
[この短い一年で梁振英の辞任を求める声は去年よりも遥かに高まっています。しかし彼は自身の不足に対し、反省もしていません。この政府は腐敗し続けると思います]
香港立法会 梁耀忠議員
「デモでは「梁振英辞任」を求める声が絶えませんでした。中央政府がどう判断しようとも、彼のこれからの管理と統治に大きな問題が出てくるでしょう」
このほか、政府系メディア「環球時報」(かんきゅうじほう)は、2日に発表した評論文の中で、数十万人が参加したデモを“新伝統プログラム”だとし、さらには香港市民の各種訴えは“廉価である”とけなしました。これに対し、香港議員は不満をあらわにします。
香港立法会 劉慧卿議員
「大陸のメディアは香港の状況がよく分からないのに、本土の民衆をミスリードし、
皆に損害を与えています」
7月1日のデモを主催した民間団体“民間人権陣線”の世話人・孔令瑜(こう れいゆ)さんは、梁振英行政長官は市民の要求に応えて直ちに辞任すべきだと訴えています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/07/03/a924413.html (中国語)
(翻訳/杜 編集/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/)





















